イス軸法は体幹を鍛えるトレーニングではない
イス軸法でよくある誤解として、体幹を鍛えるトレーニングの一種だと思っている人もいるようです。
イス軸法は体幹トレーニングではないけど、体幹トレーニングの「目的」は達成されることが多いです。
イス軸法は体幹を鍛えるトレーニングではない
「体幹」というのはその名の通り身体の幹、物理的なものです。
イス軸法で作る「体軸」は身体の軸、物理的なものではなく感覚的なもの。
全然違うものです。
ただ・・・体幹トレーニングをする人たちが体幹を鍛える「目的」は達成されてしまうことが多いです。
体幹トレーニングの「目的」は達成される
そういう「目的」があって体幹トレーニングをしていると思います。
その目的は、最終的には体幹を鍛えることで「身体の芯をブレなくさせる」ということになりませんか?
特に、動きの中で身体の芯がブレない状態を作るのが大事ですよね。
身体の芯がブレなくなれば、手先や足先まで体重をうまく乗せたり、バランスを崩しにくくなったり、すぐに次の動作に移れたり、余計な力みがなくなったりします。
その結果として
- パンチ力や蹴りの威力が上がる
- サーブが強く打てる
- スイングの飛距離が上がる
- 当たり負けなくなる
- 正確なシュートが打てるようになる
といった結果が得られるようになってきます。
その目的のための手段として「筋トレ」をするのが体幹トレーニング。
軸(感覚)を作るのがイス軸法です。
筋肉(物理)ではなく感覚なので一瞬でできます。
まあ、やってみたらすぐわかりますよ。
体幹トレーニングが無駄というわけではなく、筋肉で固めるか感覚でバランスを取るか、アプローチの違いです。
そして体軸と体幹トレーニングはぶつかるものではなく相乗効果があるもの。
イス軸法を行って体軸を作ることで、これまで行ってきた体幹トレーニングの効果がより発揮されるようになります。
体軸の学校でも色々なスポーツで体軸を作るメリットを紹介しています。