イス軸法のブログ

イス軸法の公認インストラクターさんからトレーニング受講中のアウトプット

イス軸法は腰痛や骨盤矯正に良いって本当?健康上の効果を検証

今話題のイス軸法、主に格闘系やスポーツでの活用は注目されていますが、実は骨盤の左右の高さが同じに調整される効果もあります。

自分で測ったり体験会に行くとわかりますが、すぐに骨盤の高さが揃います。

骨盤の高さの左右差がなくなった結果、腰の痛みが良くなったり膝の痛みがなくなって歩くのが楽になったりといった健康上の効果もたくさん報告されています。

 

しかもイス軸法はすぐに効果を実感できるので分かりやすい。

 

 

イス軸法を行う前に骨盤の左右の高さを測って、イス軸法を行ってからまた測ってみると、見た目で違いがわかります。

 

体軸を作ることによって、身体の余計な緊張が抜けていきます。

その結果として体のバランスを取るために使っていた筋肉の緊張(悪いバランスを保つために緊張し続けていた筋肉)が緩んでいきます。

そうすると骨盤の歪みが取れて骨盤の左右の高さの差がなくなりまっすぐになる。

 

イス軸法は健康にも良い効果

イス軸法のブレイクのきっかけは格闘技系や武道系のYoutubeなので「パンチが強くなる」など格闘系やスポーツ系のイメージが強いですが、西山先生はもともと整体を20年以上やって2万人以上の身体を見てきているので、スポーツだけでなく健康にも良いことを考えて作られています。

 

自分がイス軸法で改善を感じた腰と膝の効果

私自身も腰回りの筋肉がずっと緊張していて、そのせいか歩く時に膝に負担がかかっていて、痛みはないけど違和感をずっと抱えていました。

イス軸法をやった後は腰が楽になり、歩く時も違和感なく歩くことができ、イス軸法を続けているうちにいつの間にか消えていました。

 

なぜ改善される?メカニズムは?

まず、「骨盤のズレ」って聞いたとき、なんとなく「骨が歪んでいる」ようなイメージを思い浮かべる人が多いと思いますが、それだと直すのって難しそうですよね。

でも実際は骨が曲がったりずれているということはありません。

 

骨は筋肉によって動かしたり固定されているもので、骨自体が動いたり曲がったりするものではありません。

骨盤がズレている状態は、「骨を動かす筋肉」の緊張に左右差がある状態です。

 

骨盤の高さが違うと胴体はナナメに

骨盤の高さがズレているということは、その上の胴体の部分がナナメの土台の上に乗っていることになるので、とても不安定ですよね。

不安定な土台なのでバランスを保つのにいろんな筋肉を使います。

それがまっすぐに整うことで背中や肩の緊張が抜けやすくなるのは物理的に明らかだと思います。

 

好循環と悪循環

土台になる腰が斜めだと、その上の胴体のバランスが崩れやすくなり、腰や足にも負担がかかります。

負担がかかるから偏って筋肉が固まってさらにバランスが悪くなる悪循環です。

 

骨盤が真っすぐで安定すると、胴体のバランスが崩れにくくなり、上半身も安定しやすくなります。上半身を支える腰や足も余計な力みが抜けて、土台がまっすぐになりやすい好循環。

実際にイス軸法を行った後の「まっすぐ立ててる感じ」は体感的に効果を感じやすいです。

 

すぐにできるからズレてもすぐに調整できる

もちろん、長年の動きの癖があるので、効果は一時的ですが、一時的とはいってもそれなりに長く続きます。

そして、イス軸法は5秒でできるからまたやればいいですよね。

 

「あー腰が疲れた」

「歩くと膝がいたくなってきた」

 

となったときに

 

スケジュールを調整して電話で予約を取って
電車に乗って治療院に行ってお金を払って
1時間くらい施術を受けてやっと良くなる

 

というような時間・お金・心理面のハードルの高さがイス軸法には無いです。

予約が取れなかったり忙しくてスケジュールが合わなくて「次は1か月後」ということもありません。

 

往復の移動時間と治療時間を合わせて2時間、お金もけっこうかかるんだと気軽にできないですよね。

 

「あーちょっとしんどいな」ってときにすぐにできたらいいですよね。

 

すぐにできるから継続できる

イス軸法は椅子に座ってだらーんとしてゆっくり起き上がるだけ。

仕事中でもトイレ休憩より短い時間でできます。(人に見られたくない場合は場所確保が必要ですが)

 

すぐにできるしお金もかからずできるから、治療院に通い続けられなかった人や、骨盤矯正のための運動が続かなかったという人でも続けやすいと思います。

 

もちろん、治療院の治療が効果が無いわけではありません。

がっちり固まったものはほぐしてあげる必要がある場合もあります。

誰かにほぐしてもらうのが気持ちいいというのもあるかもしれません。

 

治療を受けるほどひどくない場合はイス軸法だけで改善される可能性もかなり高いですし、治療と合わせてイス軸法も普段行っていくことで、改善のスピードは早くなると思いますよ。